不具合管理とは
不具合管理とはソフトウェアテストで不具合を発見した際に記録、共有、分析を行う開発のプロセスの一つです。
不具合管理で主にやることと効果
- 記録:いわずもがな。後から見直せる。
- 共有:どんな不具合がなぜ発生してどうやって見つかったか、など理由や背景などの情報をやり取りするために使われる。不具合を解決する上で決まったプロセスがあることで効率よく対応が可能。
- 分析:一番大事。分類わけや原因の調査や対策をする。品質の改善や開発コストの削減、持続的な効率化対策など効果は大きい。
不具合管理で思うこと
ほとんどの現場で不具合管理がただ記録するだけとなっていることが多いと思っています。これは、分析を怠っていたり無駄に記録する情報を増やしたりすることで発生している気がします。
分析を怠るとは、ある程度不具合分析時に何をどの角度から見るか?の仮説や目的を設定しないまま形だけで始める場合が多いのかと考えています。これは”とりあえず”で始めた時に起こる状態だと思いますが、なんとなく始めるとなんとなく終われないの例だと思います。
無駄に記録する情報が増えるに関しても分析と怠ると同様に”欲しい仮説情報”を絞っていないのでいつまでたっても必要な情報が増え続け、いらない情報が判断できなくなる状態になることだと思います。
不具合管理で失敗しがちなこと
無駄に時間をかけることだと思います。なぜかというといつ使うかもわからない情報をただひたすらにかき集めて捨てていることが多かったからです。
いつか必要になる時が来る、昔~ってことがあったのでとりあえず記載させている。というのは今の不具合管理で必要ですか?
大事なことを絞って必要最低限の情報でやり取りするのが大事ではないでしょうか?
上記以外にも”不具合が減らない”、”開発者とのやり取りが面倒”などもありますが、無駄が多いからでは?と思います。
そもそもなんでやるんだっけ?
ソフトウェア開発はいまだに完成されたライン工場のような仕事ではありません。(ライン工場も日々進化しているの間違った例えかもしれませんが…)現状維持は”開発”の手段としては暫定でやるものであって恒久的にやるものではありません。そこでテストやQAといわれる開発のプロセスでおそらく面倒と思われる作業をより効率的に楽に無駄なくやるために不具合管理はしっかりと整備されるべきだと思います。以上。